【目次】
-注意事項
-シーフードを採るにあたってのルール
-海岸で潮干狩り
-オイスターを調達する
-フィッシングをする
-潜って、魚を取る
-海底の貝を拾う
-自己責任についての免責事項
【注意事項】
海にはサメや細菌など様々な危険があります。また、潮の流れに流されてしまったり、体を切ったり、怪我をしたりする事もあるばかりでなく、大切な世界遺産を傷つける事は法律で禁じられております。
以下の注意事項やルールをしっかりと守り、地元の人達と十分なコミュニケーションをとって、タスマニアのシーフードをエンジョイしてください。
【シーフードを採るにあたってのルール】
個人で、個人の為に行う海釣り(フィッシング)の事を英語で、
リクエーショナルシーフィッシング(Recreational Sea Fishing)という。
採取して良いサイズや環境への配慮、季節や病気など、海の生物には様々な危険があり、知識がなく挑戦すると、危険な目にあったり、命に関わる事もあります。
また、環境王国のタスマニアでは、少しでも被害を少なくする為の取組みが様々な方向から作られており、環境に対する配慮の勉強にもなるので、しっかりと知識を身に着けましょう。
リクエーショナル・シー・フィッシングのルール詳細。
【海岸で潮干狩り】
日本人なら、その術を知っている人は多いと思う。いわゆる潮干狩りだ。タスマニアの人は、する事もないどころか、あまり貝を食べない人が多い。少し、砂浜を掘ってみれば、季節によって、たくさんのしじみ類が採れる。
もちろん味噌汁にしても最高にダシがとれておいしいのだ。しかし、潮干狩りの経験やそれを調理した経験がないと、適当な貝を食べるのは怖いかもしれない。十分に注意して、必ず調べ、貝が悪くならないように温度管理と砂だしをしっかりしよう。
日本人の腕の見せ所でもあるのではないか。
【オイスターを調達する】
場所にもよるが海岸や港周辺を歩いていると、白い貝のようなものが無数に広がっている光景を目にした事がある人も多いかもしれない。
生ものをあまり食べない、オーストラリア人にとっては白い大量の貝も貝殻が子供達にとって危険であり、怪我をする可能性がある為、安全の為という名目でオイスターバスターズをつのり、多くのボランティアが参加して、オイスターを駆除する人達もいる。
もちろん、生ものなので、食べるのも自己責任で食して欲しい。生で食べるのはあまりにも危険なので、基本的には調理をして食べると良い。世界でもっとも美しい空気ときれいな海がつくりあげた、タスマニアのオイスターはシドニーやメルボルンなど、オーストラリア大陸でも有名で、タスマニア産のオイスターは高級品だ。出来れば、街から離れた遠くのオイスターを大量にとって、しっかりと火を通して調理して食したい。
牡蠣/オイスターは、腐りやすい事で有名で、食中毒になりやすい食べ物として良く名前があがる。収穫してから、時間を置いてはいけないので、塩水につけたままで、クーラーボックスなどで冷やして運び、その日のうちに炒めたり、蒸したり、フライにしたりすると良い。
オススメレシピに参考もあるので、是非チェック!
【釣り/フィッシングをする】
タスマニアで見つける、フィッシュアンドチップスのお店を見ると、良く目に入るのが、Flutheadという魚。これは日本名でコチという魚で、頭が叩かれたかように平らなので、平ら=フラット という名前がついたといわれている。
タスマニアの海域では魚が取れる場所多く、気軽に魚釣りを楽しむ事が出来るので、時間があれば女子も是非チャレンジしてみてほしい。多くとれるのは、サーモンやフラットヘッド。蒸しても美味しいし、焼き魚もアリだと思う。やっぱり日本人は魚が恋しくなってしまうもの。時間があるのだから、本を片手にのんびりと魚釣りをたのしんで見てはいかがだろうか。
日焼け対策はしっかりと。
【潜って、魚を取る】
魚がいる場所にいけば、魚達はうじゃうじゃ泳いでいる。なかなか、潜って魚を取る人はいないようなのだが、インド人や日本人、アジア人には、やっぱり魚が恋しい人が多く、もぐって魚を釣って食料を調達している人もいる。
フライングスピアーはそれほど高い値段でもないようなので、ゲットすれば、もりで魚を突いて取るという、なんともサバイバル生活感が味わえる。
タスマニア周辺にももちろん、サメがいるので、ダイビングやスイミングの最低限の知識を持っていなければ、危険である。ダイビングのインストラクターでさえ、運が悪ければサメにいちころになってしまう。スティーブオーウェンを襲ったアカエイなどもいるので、十分に気をつけて、危険を理解してほしい。
まずは地元の人や周辺の旅人からしっかりと正しい情報を確認して、良い区域や危険な区域を定める事が大事である。
【海底の貝を拾う】
タスマニアには、多くの貝が眠っている。いわゆる、美味しい貝達、ホタテやアワビ(アバローニ)の採れる場所としても、とても有名である。
アワビはオーストラリア人は食べない人が多いが、アボリジニやニュージーランドのマオリ族は好んで食べるし、地元の人達の中には食べる人も少なくない。
土地ごとのレシピは驚く事ばかりで、和食以外のアワビを食べるチャンスでもある。海底の貝を採取するときには、一定の大きさ以上は取れなかったりするなど、ルールがあるので、十分に注意をして、地元の人達とのコミュニケーションをしっかりと採ること。
海の中は魚の天下。サメなどの危険な魚達がいる可能性もあるので、要注意。
アワビ漁のルール
ホタテ漁のルール
【自己責任についての免責事項】
タスマニアのすすめでは、タスマニアの海洋生物や生態系、海の幸の情報と正しい知識をもって海とシーフードに接してほしいと願っています。一切の採取行為と調理行為、食材の調達行為は、すべて自己責任にて、現地のルールを読み、規則を守ってひとりの社会人として、そして日本人として行動を起こしてください。